『 <からだ> に聞いて食べなさい』からだの声に耳をすましてみよう。

健康

この本の目的は利用指導ではありません。この本の目的は

自分を無意識のうちに支配している<コントロール>の正体と、その程度を知る。
自分の食べ方を、もっと意識化する。
食べることと、<感情>、<精神>、<魂>の関係を理解する。
自分が本当に望んでいるものを感じるのが、なぜ難しいかを理解する。
からだや心にとって必要な栄養をとるのをさまたげている<傷>存在を意識できるようにする。
食べる前に、いつも、からだのニーズを聞き取れるようにする。
あらゆる瞬間の自分を、ありのままに受け入れ、愛する。

筆者は食べたり飲んだりしたものを書き出すエクササイズを行い、自分がどんな人間でどんな恐れや思い込みを抱えているかを認識することができるようになりました。<からだ>が真に必要としているものを感じると、感情や精神が本当に望んでいることも感じられるようになる。そう語っています。

本書の前提にあるのは、

物質体ー感情体ー精神体 それぞれが深く結びついていることです。

それゆえ1つが調子を崩すと、残り2つにもその影響は現れます。特に物質体の肉体は私たちの食べ方に現れるのです。今回の書籍であなたを無意識に縛っているもの、思い込みや精神面での傷を解きほぐしていきましょう。

何があなたをコントロールしているのか?

「自分をコントロールしない人」から考えてみましょう。それは長所と短所をすべて受け入れ、自然体でいることです。ありのままの自分を受け入れて、日々その時々を満たされて生きています。さらに食べ物に関しては、母親の影響がとても大きく誕生してから7歳までで母親あるいは母親代わりの人から大きな影響を受けます。

日常の場面で赤ちゃんが泣くと、母親は子どもの口に何かを含ませようとします。最近では砂糖、蜂蜜、甘いジュース入りの哺乳瓶を咥えさせます。この習慣は大人になっても続き、辛いことがあった時に、何かを食べて気を紛らわせることにつながっています。何かを食べよう、口に含もうと思った時に「本当に空腹か?」体が必要なのかきちんと自覚してみましょう。

もう空腹を恐れない

多くの人が空腹にならないようにと、1日3回食事し、外出時には何かしら食べ物を持ち歩いています。あなたはどうですか?しかし危険なのは、空腹よりも、空腹を恐れることです。

よくよく考えてみましょう。次の食事までエネルギーが持たないことはほとんどないのに、恐れが強すぎてエネルギーが足りないと感じてしまうのです。自分で恐れを自覚して、空腹に対する恐れを解放されてこだわりを手放してみましょう!食べる回数は、1日3回以上でも、1〜2回でもいいのです。

どんな食べ方をしようとあなたの自由であって、まわりに合わせる必要はまったくありません。その結果も自分で引き受けることがポイントです。


最後までご覧いただきありがとうございます。わかりみ商店では食事をはじめとした健康情報、ヴィーガン、エシカル情報を発信しています。また次回の更新をお楽しみに!

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