『空腹が人を健康にする』実は食べないだけで健康に近づいていた!

健康

「空腹」「完全栄養」「睡眠」この3つを達成できればあなたは健康に近づいている!そう主張する書籍『空腹が人を健康にする」では、さまざまな健康法や常識がある中で、空腹こそ健康を促進すると著者は語る。医師の著者は自らメタボだったところから、食生活を変え現在の体を手に入れた。そこで辿り着いたのが1日1食であった。

さらに食事で野菜は葉ごと、根っこごと、魚は皮、骨、頭ごと、穀物は全粒にする。睡眠は10時〜2時のゴールデンタイムに取ることを推奨している。そこには生命力遺伝子が大きく関与しているらしい。今回もその一部をご紹介します。この内容があなたの健康を後押しできれば幸いです。

満腹に現代人は適応できない

生命力遺伝子が人間には備わっていて、それは飢えと寒さに活性化する。それは厳しい環境で人類が生き残るために獲得したものだが、時代は移り変わり現代はみなさんが知っている通り食が溢れる時代になりました。お腹いっぱいに食べられる世界を目指して辿り着きました。ところが、現代では皮肉なことに食べ過ぎによる肥満や病気に怯える生活を送ることになりました。

体は、飢えと寒さに対応できるように適応(進化)しているので満腹は体に適応できず、病気になってしまうのです。ここからも空腹を与えることで、遺伝子が活性化され健康へとつながることが示唆されています。

空腹にコーヒー、お茶はNG

コーヒーに含まれているカフェインはアルカロイドと呼ばれる物質の1種です。これはニコチンやコカインに含まれる麻薬物質で、副交感神経を刺激します。実際は体にとって苦味という毒ですがこれを好んで人類は飲んでいるのです。

さらにお茶はタンニンを含んでいます。タンニンは消化吸収をブロックする毒で自然では虫に食べられると困る植物が、消化吸収に障害を起こさせることで食べられないように調整をしています。人間の体に入れても同様に消化吸収を抑えてしまうので、実際は毒として反応します。

どうしても飲むとすればこれらの成分を含まない、麦茶やゴボウ茶がおすすめです。

健康にいい塩分などない

塩にはミネラルが含まれるとして、たくさんの製品が店頭に並んでいます。ただし塩で体に十分なミネラルを補給するにはかなり多量な摂取が必要となり非現実的です。ミネラルを摂取する場合は、海藻や魚介類から摂取するのが適切です。海藻ではめかぶやもずくが良いです。

体のために塩分を摂取して、血圧や血糖値に異常をきたしては本末転倒です。

朝起きてすぐ水を飲む必要はない

朝起きてすぐ水を飲む!毎日2リットルの水を飲む!これは巷でよく言われている健康法ですが、筆者はこれも不要と一刀両断します。それぞれの人に応じて調整する必要があると語ります。朝起きて顔がむくんでいる場合、体の水分量は既に足りています。これは血の巡りを良くすることで、顔から体に向けて水分を流せば体中に水分は行き渡り、顔のむくみも取れていくと言います。

1日2リットルの水を飲むことについても、そもそも食事で1リットルの水分を摂取しているので、そこから2リットル飲むことは摂りすぎであると語ります。朝の新しい習慣として筆者はガムを噛むことをおすすめしています。あごの筋肉を動かし、唾液を分泌して口腔内を清潔に保つことで健康が維持できます。

健康法は様々な情報がありますが、体を信じてそのポテンシャルを十分に発揮してあげれば自ずと体の内面から健康になれるのではないでしょうか。


最後までご覧いただきありがとうございます。わかりみ商店では食事をはじめとした健康情報、ヴィーガン、エシカル情報を発信しています。また次回の更新をお楽しみに!

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