よくよく登場する「カーボンフリー」と「カーボンニュートラル」この用語の違いについてサスティナブル用語解説です!さっそく本題!
カーボンフリーとは?
カーボンフリーとは、使用するすべてのエネルギーを再生可能エネルギーに転換することです。つまり活動によって二酸化炭素をまったく排出せずに事業を行うことです。
真っ先にイメージしやすい活動ですが、実は達成できている企業はほとんどありません。一番シンプルであるがゆえに、一切の排出が出来ないのがカーボンニュートラルとの違いになります。カーボンフリーは、太陽光・風力・水力などの再生可能エネルギーを利用した活動になるので、安定生産が難しいという側面もあります。
カーボンニュートラルとは?
カーボンニュートラルとは、二酸化炭素の排出量と吸収量・除去量のバランスを取ることで、差し引き後の二酸化炭素発生量をゼロとする取り組みのことです。二酸化炭素をまったく排出してはいけないカーボンフリーと違い、こちらは二酸化炭素排出をしても良く、どうしても発生してしまう部分を吸収・除去(実質排出ゼロに)することで、バランスを取る方法です。
海藻や植林活動による二酸化炭素吸収で、事業で排出した分の採算をとることになります。
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