1人の少女が活動の始まりだった。
Fridays For Future(未来のための金曜日)通称:FFFは、2018年8月に当時15歳のグレタ・トゥーンベリさんが、気候変動に対して国を抗議するために、一人でスウェーデンの国会前に座り込みをしたことをきっかけに始まりました。
世界中で気候変動がもたらす影響や、人類の行動によって発生した気温上昇などその根拠となる結果が科学的に明らかになる中各国は具体的なアクションがまだ十分ではない。そんな思いからグレタさんは立ち上がったのではないでしょうか。
グレタさんのアクションは、多くの若者に共感され、すぐに世界的なムーブメントとして広がっていきました。
グレタ・トゥーンベリがやったこと
グレタ・トゥーンベリは、スウェーデン出身の環境活動家で気候変動の実情を知った時彼女は8歳だった。この事実に愕然とした彼女は、アスペルガー症候群、強迫性障害、選択的無言症と診断された。しかしそれらの症状を「スーパーパワー」と呼び、活動の源にした。それから家族に対して菜食主義(ヴィーガン)になり、飛行機への搭乗を辞めて環境負荷を減らすことを訴えた。
15歳の時「気候のための学校ストライキ」という看板を掲げ、スウェーデン議会の前で抗議活動をスタートした。他の学生を巻き込み活動を継続していくうちに、2018年の国連気候変動会議(COP24)に招待されたグレタ・トゥーンベリは、「子どもを何より愛していると言いつつ、みなさんは子どもの未来を奪っています」と演説した。それからも抗議活動は継続的に展開され、全世界の学生らが毎週金曜日に学校をストライキを行い抗議活動を行ったことで、約100万人以上の学生が参加する一大ムーブメントとなり、世界中に影響を与えた。
日本での活動
2019年2月、日本での活動が東京を拠点にスタートし全国に広がりを見せています。SNSを中心とした活動を展開しています。気候マーチや学生気候危機サミットを各地で開催している。
Fridays For Future|未来のための金曜日とは
グレタ・トゥーンベリさんによる #COP24 でのスピーチ|YouTube