今回は体にそして地球🌏に優しい、ドリンク豆乳をご紹介!ここで書くまでもなくとても知名度の高い豆乳ですが、その歴史から紐解いてゆきましょう。
豆乳の歴史
中国で豆腐が発明されたのが豆乳の始まりでした。(豆腐は紀元前200年ごろ、今から2400年前!から書物にその存在が残っています)その副産物として出来上がる豆乳は、奈良時代に日本へ伝来。1180年頃なので、豆腐が出来て1300年ほど間が空いていますね。
日本に伝来した豆乳は、鎌倉時代の学校寺子屋で使われていた教科書『庭訓往来』に豆腐羹(とうふこう)という表記で登場します。教科書に載る頃にはすでに街中で普通に売られていたり、愉しまれていたことでしょう。
そこから普及していき、現代のように一般的に認知されるまでに至り、スーパーやコンビニでも購入することが出来るようになりました。その豆乳が実は2度ブームを経験しています。現在の勢いはまもなく第3次ブームと呼んでいいフェーズに来ているかも!?しれません。
豆乳の栄養素
健康志向の高まりによって注目され、たくさんの種類が店頭に並ぶ豆乳。高い栄養素と手軽なたんぱく質(植物性タンパク質)を摂取できることが注目されています。
大豆たんぱく
豆乳は多くの栄養素が含まれていますが、今回はその中でも3つを特にご紹介しましょう。まずは大豆といえばたんぱく質、大豆たんぱくです。大豆たんぱくによって吸収分解に時間をかけることができます。すると満腹感が長時間続き食べ過ぎを防止し、ダイエットする方の強い味方になります。
サポニン
続いてサポニン。こちらは血液中のコレステロールや中性脂肪など血液中の余分な脂質を洗い流し、老廃物として代謝してくれる能力を持っています。体のデトックスに効果的ですね。
レシチン
最後はレシチン。体に溜まったコレステロールを乳化して肝臓に運んで排泄させる作用があります。コレステロールが溜まっていくと血液を流れにくく堰き止めてしまいますが、レシチンの働きによって血液のつまりを改善して動脈硬化を予防してくれます。
私が有機豆乳を選ぶ理由
安全性と環境へのメリット
豆乳は牛乳に含まれる成分カゼインが入っていないので、飲んだ後にお腹の調子が悪くなることがありません。そのため消化の負担が抑えられるので、体全体に負荷をかけることがありません。環境面では、牛乳に比べて使う資源(二酸化炭素、土地、水)使用を抑えられるので環境にやさしいです。さらに、中でも有機豆乳がおすすめなのです。
有機豆乳は無調整豆乳とは違うの?
無調整豆乳と有機豆乳は定義が違う
有機豆乳はもちろん他の食品と同様に、有機JISマークを取得しています。有機豆乳は農薬の使用を極力抑え、食品に含まれる農薬の量が抑えられます。さらに土地、素材本来の味を引き出すことで有機でない商品と比べ味わいが異なります。そして豆乳の原料となる大豆を育てる生産者さんが、農薬被害の影響を受けずに済みます。味も美味しく、土地そして人にやさしい商品を選ばない理由がありません!
一方で単に無調整豆乳と記載のある商品は、有機環境で育てられたものではありません。無調整豆乳は一般的に調整豆乳と同列で比較されます。調整豆乳は味わいをマイルドに飲みやすくするために、砂糖や油、食塩を添加しています。対となる無調整豆乳はそれらの添加を行うことなく大豆のみを主な原料として扱っている製品です。
なので店頭には、大きく分類すると4つのカテゴリーのどれかに当てはまる豆乳が並んでいます。有機調整豆乳/有機無調整豆乳/調整豆乳/無調整豆乳の4種類です。その中でも健康を重視するなら有機大豆のみを使用した有機無調整豆乳がおすすめです
通販で購入可能な有機豆乳3選
画像がリンクなっているので、タップで直接購入が可能です!
植物性なのでヴィーガンにも優しく、収穫するまでの環境負荷も牛乳と比べて大きく抑えられます。
飲むほど健康になって、地球にも優しくできていいことづくめですね!
中国から伝来した当初は豆腐のおまけみたいな扱いで書物もほとんど残っていないそうですが、
改めて大注目です✌🏻第3次豆乳ブームが訪れる日も近いかも?
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